学生

社会人になる前に経験しておいた方が良いこと

今回は僕が考える社会人になる前にやっておくべきことについて少し書いていきたいと思います。

以前からブログを読んでくれている方はご存知かもしれませんが、僕は大学卒業後、牛の診療に2年間従事し、その後牧場準備のためここ半年間動いています。(牧場の経過につきましては近いうちにブログにします。)

この社会人経験2年半という短い期間ですが就職から退職、そして起業準備を通して感じたことがあり、是非学生の方に挑戦してもらいたいことがあります。

それは自分の分野とは違うことに挑戦することです。

高校1,2年生まではどの分野に行こうか迷っていた方も多いと思いますが、受験を経て大学生になり○○学部、○○学科に入学後は視野は一気に狭くなってしまうと感じています。

小学生頃まではあれがしたい!これもやりたい!と360度あった視野が、いつの間にか今の学部、学科にいて、卒業後も普通に働くんだろうな~と20度程の視野になっているのではないのでしょうか。

そうならない為にも自分の分野とは違うことに挑戦することをお勧めします。

例えば獣医学生なら動物病院などで実習するのも勿論いいですが、それ以外に獣医とは全く関係ない一般の会社でインターンシップをやってみてはいいのではないかと感じています。

一般的な学生はインターンシップに参加し、就職という流れが普通ですが、獣医学生はインターンシップというと動物病院や公務員などでの実習で非常に狭い業界での経験になってしまいます。

これは一般大学の学生の方にも言えることで、自分の学んでいる業界へインターンシップに行くのが普通ですが、自分とは全く関係ない業界にインターンシップに行くのも1つの選択肢なのではと思います。

現在、インターンシップを募集している会社はベンチャー企業を中心に国内にも数多くあり、マーケティングやデザイン、プログラミングなどを様々なことを勉強することが出来ます。

インターンシップは数日間のものから3ヵ月以上の長期のものもあり、夏休みだけのサマーインターンシップなどもあります。

また、長期と言っても学業や部活、サークル活動を考慮してくれて、週2,3日でOK、何なら給料もだしますよという会社もあります。

インターンシップで何を学ぶかは自由ですが、そこで習得した知識や技術はその後の社会人生で必ず役立ち、起業を考えている方にとっては尚更です。

個人的には社会人になった後に知っていても無駄にならない分野趣味の延長線上の興味のある分野を選ばれた方が良いと感じます。

例えば、将来起業して自社のWEBサイトを作りたいと考えているならIT企業でプログラミングを学ぶ、旅行が趣味ならホテルや旅行会社で接客やマーケティング学ぶ、絵を描くことが好きならデザイン会社、話すことが得意なら営業のインターンシップに参加するなど多くの選択肢があります。

この短期間の経験がもし将来転職するという場面に遭遇したとしても、「あの時のインターンシップで自分にもできそうだったからあの会社に転職しよう」と後押ししてくれる形にもなると思っています。

学生時代に経験していない場合は、「自分には無理そうだから今の会社に残るか同じ業界で働こう…」となってしまうのではないでしょうか。

インターンシップに参加する以外にも、学生の間に趣味を極める形でもいいと思います。

旅、旅好きなら”○○をテーマにした旅”で日本中、世界中を回り、それで講演や取材依頼が来るようになる、料理好きなら料理ブログで月間50万pvを目指す、写真が好きならInstagramで拡散し写真展を開くや低価格でプロフィール写真を撮影してあげるなど夢、目標を設定しそれに向かって趣味を追求すれば苦にもならないと感じます。

誰かに教えたり、講演できるくらになればそれだけで生活していけます。

インターンシップへの参加や新しいことへ挑戦をしたいが中々1歩を踏み出せない方も多いと思います。

しかし、迷っているなら絶対行動した方がいいと感じています。

先日行った桃岩荘で出会った70代近い方がこう仰っていました。

「積極的な選択をしなさい。」

人生の先輩が発したこの言葉はものすごく心に響きました。

牧場のことで迷うことや大変なこともありますが、この言葉を胸に頑張っていきたいと思います。

もし、このブログを読まれている方で質問や相談などがありましたら是非Twitterや下記のお問い合わせフォームからご連絡下さい。