今までうさぎの抱っこの仕方や薬の飲ませ方についての記事を公開してきましたが、今回はさらに上級編のうさぎの保定方法(抑え方)について書いていきます。
この上級編の保定法ができるようになると1人で爪切りや涙やけのケアが可能になるのでできそうな方は是非トライしてみて下さい。
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うさぎの抱っこの仕方日々の診察をしていると「自宅でうさぎにお薬をあげられない」という声をよく耳にします。
今回はそんなお悩みを私が実際にやっている捕まえ方...
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うさぎへの薬の飲ませ方前回はうさぎの抱っこの仕方について書きましたが、今回はさらに進んでうさぎを飼育する上で必要不可欠な薬を飲ませる(投薬、内服)方法について...
まず初めに「うさぎの抱っこの仕方」の記事をご参考にこの体勢になります。
この時、上にジャンプをしそうになる子もいるので注意しましょう。
この時、強く挟さまずにイメージとしてはピッタリした服を着ている程度に挟み込みます。
大人しい子であればこの状態で両手を離しても動くことはほとんどなく、爪切りや目のケアなどができますが、急に動こうとしたり、ジャンプするのに備え、必ずすぐ抑えられるように心構えと自分のどちらかの手はあけておくようにしましょう。
ジャンプしそうな子や暴れそうな子(特にネザーや面長の子)は怪我の原因になるので絶対に無理はしないでください。
この仰向けにする保定は「骨折するからやってはいけない」などのコメントをネット上で見かけますが、うさぎの扱いに慣れていれば怪我や骨折をすることはほとんどありません。(もちろんうさぎの扱いに慣れていない場合は怪我のリスクは高まります。)
むしろこの保定法ができないと爪切りや歯のカット、レントゲン検査、目の診察、顔周りの膿瘍の処置など日々の診察が1人ではできなくなります。
ですから、過度に心配する必要はなく、できそうならやってみる、難しそうなら絶対に無理はせず動物病院に行ってお願いするという考え方で良いと思います。