獣医学科

獣医師から獣医学生に伝える5つのこと

④武器を見つけ、磨く

今後の獣医業界は今よりももっと専門性が高くなるのは確実で、専門医を取る方や得意分野に特化した動物病院が増加するのは確実です。

そういった時代に取り残されないためにも学生時代に自分の好きなことや得意分野=武器を見つけ磨いておくことで将来役に立ちます。

好きなこと、得意分野が獣医関係でなくてもいいと私は考えており、例えば文章を書くのが好きな方は”執筆×獣医”、映像を撮るのが得意な方は”映像×獣医”など得意分野と獣医、もしくは得意分野のみで働き方を考えてみてもいいのではないでしょうか。

①の「英語の勉強を継続する」というのも外国人と会話できる位に身に付ければ一つの大きな武器となり、ぶっちゃけ獣医業界以外にも働き先は引く手あまたとなります。

⑤他分野の方と交流する

獣医業界は非常に狭い業界であるため、他の学部の方や他業種の方と交流することで普段の仕事や生活で出会うことのない方と会え、人脈が広がったり、様々な情報、知識吸収することができます。

獣医学生インターン(?)といったら動物病院か公務員、動物関連の一般企業がほとんどとなりますが、大学1~4年生位までは獣医業界とは全く関係のない分野でインターンした方が間違いなく将来に役立ちます。

大学5,6年で就活の一環で動物病院での見学・実習は多くするので、それまでは他業種でのインターンで人脈、知見を広め、あわよくばインターン先に就職して、やっぱり動物がいいと感じたら獣医業界に戻っても私はいいと思います。

また、部活やサークルも他分野の学生と交流できる場なのでアルバイトに明け暮れる学生生活を送るよりも何十倍、何百倍と価値があると思います。

 

以上、偉そうに獣医学生におすすめする5つのことを書きましたが、他分野の学生の方にも参考になる点もあると思うので何かしら感じていただけたら幸いです。

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