仕事

獣医師の給料は!?

今回は獣医師の給料について書いていきたいと思います。

まず、初任給でみますと、小動物の病院では25~30万円程となっています。

普通の社会人よりかは高い初任給ですが、獣医学科は6年制で一般大学よりも2年間多く学んでおり、また国家資格なのでそのことを考えると妥当か若干安い気がします。。。

ちなみに大動物獣医師の僕の初任給は額面で26万円程

そこから税金などが差し引かれて手取り24万円

まだ、この時は住民税などが引かれていなかったので-2万円でしたが2年目の今は額面30~35万で手取り25~30万円と約5~6万円程差し引かれます。

まだ学生の方は感じてないかもしれませんが、税金や保険、年金などで思っている以上に引かれるので覚悟しといた方がいいと思います(笑)

僕の場合、平均すると毎月、額面32万円、ボーナス年間80万円(4ヵ月分)で年収は450万円程となります。

ここから税金などが引かれ手取り360万円程となっています。

僕の会社は大きい会社なので、手当やボーナスなどはしっかりと出ており、同年代の獣医師と比べるとそこそこ貰っています。

小動物の動物病院ではボーナスが1回10万円以下のところもあると聞いたことがあり、初任給の高さで職場を決めても、ボーナスが安く、年収でみた場合、結局安くなるということも十分考えられるので病院見学ではそのあたりも聞いてみてもいいかもしれません。

自信がある病院では給与明細を職員の名前の部分を隠して見せてくれるところもあり、そういう病院は信頼がありますね!

また、大学付属の動物病院で研修医として2~4年働く場合、月10数万円程しか貰えないので、経験を取るか、給料を取るか悩ましいところです。

要するに大学病院は”働く場所!というよりかは学ぶ場所”といった感じです。

働く時間は普通の動物病院と比べて圧倒的に長いですが。。。笑

給料について書きましたが、最後に伝えたいことは、お金に執着するよりも、職場の環境、福利厚生などの方を重要視した方が絶対に良いです。

給料が高いと、それだけ仕事が忙しい可能性が高まってきますので、そのような場合、仕事に終われ、人生を謳歌できないと僕は感じます。

逆に給料が多少低くても、福利厚生などがしっかりとしていれば、充実した人生になると思います。

今回は結構ぶっちゃけた内容を書きましたが、皆さんも気になるところだと思うので参考にしていただければと思います。