うさぎの飼い方 ∼飼育環境編∼

うさぎが多く来院する動物病院で働き始めて約8ヵ月。

自分でもうさぎを飼い始めたという事もあり、働きながら得た正しい飼い方や病気などの知識をシェアしたいと思います。

今回は飼育環境のついて書いていきます。

まず、私が実際に飼っている環境は下の写真のようになります。

<必要な物>
①うさぎ用ケージ
②トイレ(トイレシート・砂)
③給水ボトル or 水入れ

①うさぎ用ケージ

ホームセンターのペットグッズ売り場に行くと大抵うさぎ用のケージが売られています。

犬猫用のケージとの違いは、うさぎ用の物は床(すのこ)の下に数cmの隙間があり、この空間にトイレにしなかった糞や牧草が落ちるようになっています。

犬猫用のケージですと、糞や牧草が落ちる空間が無く、掃除する頻度が増えてしまい、またそもそもすのこ自体が付属してないので、もし犬猫用で飼育しようとした場合、別売りのすのこを購入する必要があります。

うさぎ用ケージの中でも底面がトレータイプになっていて、トレーを引き出せばケージ全体を動かさなくても掃除ができる物が良いでしょう。

<床>

現在、ホームセンターで売られているうさぎ用ケージはほとんどがプラスティック製のすのことなっています。

中には金網タイプの物や木製の物もあるかもしれませんが断然プラスティック製のすのこをお勧めします。

なぜかといいますと、金網タイプは掃除はしやすく、清潔さに優れていますが、足の裏に負荷がかかりやすいという難点があります。

また、木製のすのこだと、足裏には優しいですが、糞(盲腸便)が張り付いたり、尿が染みつき、さらには中々乾きません。

この2つの良いとこ取りをしたのがプラスティック製のすのこになります。

足に優しく、糞や尿は付きにくく、付いたとしても洗って拭けばまたすぐに使用できます。

プラスティック製のすのこ

②トイレ(トイレシート・砂)

トイレも市販のうさぎ専用トイレまたはフェレット用のトイレが適していて、ペットシーツやトイレ砂を一緒に使用します。

主に四角タイプと三角タイプがありますがこれはお好みで選んでもらえればいいかと思います。

実際に使用している正方形のトイレとペットシーツ

ただトイレを設置してもおしっこ、糞を100%トイレにさせるのは難しいです。

トイレに慣れさせる方法として、ペットショップから購入する際にその子の糞やおしっこを少しもらい、それをトイレの中に入れておいたり、トイレ以外の場所にした場合、その場所を徹底的に掃除をするなどがあります。

また、餌をあげてしばらく観察していると、ある瞬間にじっとして、尻尾を挙げているような素振りを見せることがあり、この時にうさぎをサッとトイレに移動させてあげるのも1つの方法です。

多くの子はこれをしばらく続けるとトイレを覚えてきます。

ちなみにオスはマーキングをする時期があるのでどんなにしつけてもトイレ以外の場所ですることがあり、それに比べメスの方がお行儀が良いです。

③給水ボトル or 水入れ

これはどちらのタイプを買おうか迷っている方もいるかもしれませんが、管理する上では給水ボトルの方が手間は楽です。

しかし、中には給水ボトルから飲めない子がいたり、飲めるが飲み方が上手くなく顎周囲をびしょびしょに濡らしてしまう子もいるので、そういう子には給水ボトルと水入れタイプがセットになったタイプの物がおススメです。

給水ボトルはペットショップで小動物用の物が売られており、もし水をたくさん飲む子の場合は水を入れる部分を500mlのペットボトルでも代用可能となります。(物によっては水漏れする物もあります)

注意点としては、水を交換した際に水が出る部分のが詰まってしまうことがあり、個人的な感覚としては200回に1回位の割合で起こります。500mlのペットボトルに付け替えてるかもしれませんが…

ですから水を交換した際、ケージに給水ボトルを設置後、必ずちゃんと水が出るか指で確認しましょう。水を交換した際にまれに起こることであり、うさぎが飲んでいるのが原因で水が出なくなることは今までないのでそこは心配しなくて大丈夫だと思います。

水入れタイプの物も売られていますが、水を交換する際に毎回ケージから外さなくてはならず面倒な点(固定してないと水をこぼすことがよくある)や入れられる水の量が少ないなどデメリットの方が多いです。

給水ボトルから飲めない子のために給水ボトルと水入れがセットになった物も売られているので水入れタイプを買うよりもそちらを使用した方が管理しやすくなります。

以上、それぞれのお勧めの商品のURLも貼っておきましたのでその中から揃えていただけたら飼育環境はバッチリだと思います。