学生

獣医学生の学生生活とは!?

<2~4年時>

入学後、1年が過ぎ、学生生活に慣れ、2年生以降になると講義に実習が入ってきます。

2年時は生理学、解剖学、病理学などの基礎系から始まり、3年以降は臨床系(外科学、内科学、放射線学など)や応用系(伝染病学、衛生学など)の実習があります。

それに伴い、般教の講義は減っていき、3年以降はほぼ専門科目になり、勉強も大変になってきます。

また、大学によって変わりますが、3年または4年時には全学生が研究室(いわゆるゼミ)に入ることになります。

研究室では、研究し6年時の卒業論文発表会で発表するのはもちろん、臨床系の研究室の学生は大学付属の動物病院で診察などのお手伝いをします。

研究室に入ると、講義+研究とやることが増えるので忙しくなります。

研究室が始まるということもあり、部活やサークルは基本的には3~4年で退部するのがほとんどです。

<5~6年時>

上級生の域であるこの時期は、研究に勉強に大忙し。

5年時は講義自体は少なくなりますが、動物病院での実習も始まり、それと同時に研究も本格的にスタートします。

6年時はなるべく早めに研究を終わらせ、国家試験モードに入っていきます。

6年時の講義は国試対策の授業で今までの総まとめ的な感じとなり、1~5年の時と比べて遅刻や寝ている人はほとんどいなくなります(笑)

6年の10~12月頃に卒業論文発表会(通称:卒論)があり、自分が研究したことや診た症例などを発表します。

この卒論発表が終わるといよいよ国試モードに突入し、2月中旬の国家試験まで勉強漬けの毎日となります。

 

以上、簡単に獣医学科の学生生活を書きましたが、いかがでしたでしょうか?

獣医学科は6年制で一般的な学部・学科と比べると2年長いです。

しかし、思っているよりも6年間はあっという間に過ぎていきます。本当に早いです。

その6年間を部活やサークル、研究室、バイト、そして恋愛…もちろん勉強をも思う存分やり、有意義で楽しい時間になるよう期待してます。

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