前回のブログでは主に桃岩荘について書きましたが、今回は礼文島滞在中に行った観光名所やグルメについて書きたいと思います。
まずは礼文岳。
礼文岳は片道4.5kmで、上りに1時間45分程(途中休憩10分)、山頂滞在時間5分、下りは1時間10分(休憩なし)でハイペースで登れば往復3時間で行けますが、ゆっくり登った場合は4時間程かかると思います。
この時は風が強く、山頂では立っているのもやっとの状態でしたのですぐ下山しました。
頂上に近づくにつれ足場が悪く、やや急な場所もありますので最低限運動靴で行きましょう。
次は礼文森林の丘。
ここは北部の久種湖から近い丘で、久種湖畔キャンプ場の駐車場から往復2時間半程で行くことができる穴場スポットになります。
礼文岳よりもなだらかで道もそれなりに整備されており、登山というよりハイキングといった感じですので、「礼文岳はちょっと…」という方でも大丈夫だと思います。
ちなみに礼文島にはイノシシや熊などの動物はいませんので礼文岳、礼文森林の丘ともに安心して登ることができます。
お次は北のカナリアパーク。
島の南部に位置しており、フェリーターミナルから車で10分程の所にあり、映画「北のカナリアたち」の舞台となった場所です。
映画の撮影用に建てた校舎がそのままの状態で残っており、また天気が良ければ利尻島も眺めることができます。
この日は滞在中、1番の快晴で利尻島もはっきりと見ることができ、天候も関係すると思いますが、ここから見た利尻島が1番綺麗でした。
ここは期待せずに行ったのですが、結果とても良かったです。
移動手段さえあればアクセスも悪くないので是非行ってみて下さい。
続いては桃台猫台展望台。
上の夕日の写真は桃岩荘から撮った1枚ですが、猫台桃台展望台からも同じような素晴らしい夕日を見ることができます。
9月以降になると日が南の方(猫岩側)に沈むようになるため、より綺麗な夕日が見れます。
次はグルメ編。
礼文島に来たら是非食べて欲しいものが「ホッケのちゃんちゃん焼き」。
ホッケは鮮度が落ちるのが早いため干物にしてから流通するのが一般的ですが、ちゃんちゃん焼きは新鮮なホッケを生の状態で炭火の上に乗せ、味噌とねぎをのせて焼く郷土料理で、ホッケの大産卵場となっており、収穫量が豊富な礼文・利尻ならではの食べ方となっています。
元は北海道の郷土料理であるサケのちゃんちゃん焼きから発想を得てできたものだそうです。
脂の乗ったホッケと味噌が合わさることでご飯が止まらず、お替りしてしまい、また、残った皮もカリカリに焼いて頂きました。
フェリーターミナルから車で5分程のマリンストアの2階にある海鮮処 かふかで頂きましたが、ここは漁協直営なので新鮮な魚介を比較的安くが食べることができます。
ちゃんちゃん焼き以外にも礼文名物のうに丼やたこザンギなどメニューも豊富なのでオススメです。
最後は海鮮丼。
この海鮮丼は北部の礼文空港(現在は使われていない)近くにあるやはり漁協直営の海鮮処あといで頂きましたが、うにとホタテが今まで食べたことないくらい甘く感動しました。
お値段は少々張りますが、値段以上の感動を味わえると思います。
昼時は団体客の予約で一杯になることもあるそうなので、行く前に電話することをお勧めします。
礼文島は”花の浮島”と呼ばれている通り多くの花が咲くので6~7月にフラワーロードを歩くのが一番のお勧めです。(今回は花が散った9月下旬に訪れたのでフラワーロードは歩いてません…)
今回紹介した場所や食事以外にもレブンアツモリソウ群生地(5月下旬から1ヵ月間が見頃)や礼文滝、地蔵岩、スコトン岬、澄海岬など多くの観光スポットがありますので、礼文島へ訪れる際は是非色々な場所へ行ってみてはいかがでしょうか。