まめが旅立って3週間が経ちました。
この3週間で少しずつ寂しさも和らいできましたが、まだふとした時に寂しさが込み上げてくるのが正直なところです。
そんな3週間の間に送付した腫瘍の病理検査の結果が返ってきたのでご報告したいと思います。
まめの経過については以下の記事に詳しく記載しています。
なお、この記事の最後に実際の送付した腫瘍の写真を載せてますので、臓器や血液が苦手な方はお気を付けください。
結論から言いますと病理検査の結果は「左肺の悪性腫瘍」とのことでした。
左肺には正常な肺胞細胞がほとんど確認されず、ガス交換(酸素を作る)機能が著しく低下し、また、この左肺の腫瘍が腫大(大きくなり)し、心臓の下部の太い動脈に癒着し、循環障害が起きていた可能性が高いとの報告でした。
この結果を踏まえ、治療で用いた利尿剤(体の水分を排泄させる薬)が効かなかったのも理解できます。
また、リンパ腫の場合はステロイドが効くこともありますが、今回は腫瘍細胞の形態からリンパ腫は否定されたので、根本解決は手術で取り除くしかありませんでした。
しかし、腫瘍が小さい場合は手術で取り除くこともできますが、今回のように大きく、血管などに癒着していると全ての腫瘍細胞を取り除くことは難しく、手術をしたとしても1ヵ月後に再発という可能性が高くなるので、そもそも手術を選択するか否かという話になります。
今回は発病から3日で亡くなってしまったので、手術やCT撮影をするなどの選択まではいきませんでしたが、このことも踏まえ早期発見、早期治療は非常に重要だと改めて感じました。
ウサギに限らず、犬猫の寿命は人間と比べると1ヵ月が6~10ヵ月程となっています。
なので、健康診断で1ヵ月前は問題なかったとしても、人間でいうと6~10ヵ月前の話になるので定期的な健康診断は大切だと感じ、少なくとも半年に1回、お年を重ねた子は3ヵ月に1回やることをお勧めします。
最期に実際に送付した腫瘍の写真を載せたいと思いますので、臓器や血液などが苦手な方はここまででお願いします。
下線の下部に写真があります。