うさぎに首輪やハーネスを装着されている方をたまに見かけますが、基本的に散歩が不要なうさぎに首輪が必要か否かを書き綴りたいと思います。
犬ですと散歩が必要になってくるので、首輪は必須のグッズといっても過言ではなく、ショップでも様々なタイプのものが開いてあります。
うさぎ専門店でも首輪は置かれていますが、外での散歩をしないのであれば家の中で首輪をする必要はありません。
上記のような書き方をすると誤解する方もいらっしゃる気がするのですが、そもそもうさぎの外での散歩は様々なリスクがあるのであまりお勧めはしてません。
その理由は以下の記事に詳しくまとめていますのでご参考にして下さい。
中には首輪のみならず洋服などを身につけて着飾りたいという方もいると思いますが、以前、食欲不振で来院したうさぎを見たところ、口に首輪が挟まっていたということがありました。
その方は外での散歩はしない方で、来院時にキャリーへ入れるのが大変なため、首輪を付けていると捕まえやすいとの理由で日常的に装着していたとのことで、確認しづらかったこともあり、病院で診察するまで首輪が挟まっていることにも気づいていませんでした。
首輪のみならず洋服でも足が絡まって暴れるなどの可能性があるため、そういったリスクを少しでも減らすために、日常的に首輪などのグッズをつけるのはあまりお勧めできません。
もちろん中には「着飾って楽しみたい!」という方もいると思うので、そういった場合はグッズを着飾って、しばらくその時間をを楽しんだらすぐ脱がせるということをした方がいいかと思います。
ただ中には着飾るといった普段と違うことをするとそれがストレスになり食欲低下につながるうさぎもいることは覚えておいて下さい。
定期的にTwitterでも発信していますが、うさぎを長生きさせる秘訣は付かず離れずの関係を保つことだと感じています。
犬ですと毎日の散歩などでかまってあげる時間が長くなりますが、うさぎは24時間採食している動物なので長時間遊んでいるとその間は食べる量も減ってしまします。
基本的にうさぎは朝晩ご飯をあげるのと、1日数回うんちの量や大きさをチェックし、遊ぶのは1日15分ほどにしている方が健康で長生きしてくれる子が多い印象なのでご参考までに書き留めておきたいと思います。